今週の写真
さんてんいちいち、この言葉はなぜか小耳に響き渡る。2011年3月11日の巨大地震発生から11年の年月が経ちました。未だに3万8千人の人々が避難を余儀なくされているそうです。原発事故がその大きな要因です。原発は事故前は”絶対に事故は起こりえない”と言っていたのです。しかしそれは起こってしまった。その後原発は廃止しなければいけないという議論が沸騰しました。原発はストップ、稼働ゼロになってしまったけれど、それでも何とか電力需給のやりくりは可能でした。原発再稼働、今度は”世界１厳しい基準です”などと言っていますが、なぜか止めようとはしない。安全性の問題、デブリの廃棄の問題、コストの問題を抱えているにもかかわらずです！再生エネルギーの方がコストは安いということがはっきり示されました。福島原発事故の後、ドイツのように原発廃止、再生エネルギーへの注力、東電の国有化、送電線の分離を政治が決断すれば今や世界の再生エネルギーの実態は日本が中心的役割を果たすことができ、脱炭素が世界中で叫ばれる中、日本の立ち位置は確固たるものとなっていた可能性があることを考えると非常に残念に思えます。今回のウクライナの出来事でも毎日ぞっとするようなことが実際に起きています。中でも原子力発電所へのロシア軍の攻撃は恐ろしすぎる。福島での炉心溶解のデブリは10年以上経った今でもほとんど手が付けれていないのです。日本にだって他国が攻めてきて戦争になる可能性は0ではないのです。一度事故を起こせば人間は近づくこともできない悲惨な状況になり得るのです。あなたや子供は大丈夫かも知れません。しかし孫・ひ孫・その子孫のことを考え今行動しようではありませんか？
それでは今週も里親募集の欄をお借りして当院で写真を撮った子たちの写真を掲載します｡ 写真を撮った方は是非お家のわんちゃんねこちゃんを探してみて下さい。
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